“鹿皮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しかがわ80.0%
しかがは20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「イヤとてもお話にもなんにも……」とやっぱり頭をかいていたがポケットから鹿皮しかがわのまっ黒になった煙草入たばこいれとひしゃげた鉈豆煙管なたまめぎせるとを取り出した。
二老人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
彼はその船中で眼前に展開する河内かわち平野の景色でもながめながら一服やることを楽しむばかりでなく、愛用する平たい鹿皮しかがわの煙草入れのにおいをかいで見たり
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
小判と火藥の外に、なまりで作つた鐵砲玉をたした、鹿皮しかがはの袋も見付かりました。