“日比”の読み方と例文
読み方割合
ひごろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日比ひごろ伯林ベルリンの留學生の中にて、或る勢力ある一群と余との間に、面白からぬ關係ありて、彼人々は余を猜疑し、又遂に余を讒誣ざんぶするに至りぬ。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
娘を九条の叔母に頼みて君の御跡を追ひまゐらせ、同じ御仏の道に入り、高野の麓の天野といふに日比ひごろ行ひ居りはべるなり
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
とどまりて三八いたはり給へと、まことある詞を便りにて日比ひごろるままに、三九物みな平生つねちかくぞなりにける。