“西園寺公望”の読み方と例文
読み方割合
さいおんじきんもち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官軍はびっくりして、あわてふためき、城をすてて逃げた。官軍の総督、西園寺公望さいおんじきんもちは、辛うじて身をもって、難を逃がれた。
先ずその始めに副総裁たるべき西園寺公望さいおんじきんもち侯、および委員に擬せられたる箕作麟祥博士を始め、数名の法律家を永田町の官邸に招いて大体の方針を諮問せられた。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
ついでながら西園寺公望さいおんじきんもちが渡仏のコースをアメリカ経由にして、横浜を発つのが伊藤より一月おそい明治三年十二月三日で、四年一月十四日大統領グラントに謁見している。
黒田清隆の方針 (新字新仮名) / 服部之総(著)