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山津浪
ふりがな文庫
“山津浪”の読み方と例文
読み方
割合
やまつなみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまつなみ
(逆引き)
雑草の中の
水溜
(
みずたま
)
りに
鳩
(
はと
)
が降りて何かを
漁
(
あさ
)
り歩いているのが、いかにものんびりした光景で、
此処
(
ここ
)
ばかりはそんな
山津浪
(
やまつなみ
)
の
痕跡
(
こんせき
)
などは
何処
(
どこ
)
にもない。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
關東大地震
(
かんとうだいぢしん
)
のとき
起
(
おこ
)
つた
根府川
(
ねぶがは
)
の
山津浪
(
やまつなみ
)
は、
其
(
その
)
雪崩
(
なだ
)
れ
下
(
くだ
)
る
際
(
さい
)
、
右
(
みぎ
)
のような
現象
(
げんしよう
)
が
或
(
あるひ
)
は
小規模
(
しようきぼ
)
に
起
(
おこ
)
つたかも
知
(
し
)
れない。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
請
(
うけ
)
たる者も今は
見放
(
みはな
)
し
寄付
(
よりつか
)
ず身近き親類なければ何語らんも病の親と私しと二人なれば
今迄
(
いままで
)
御定宿の方々も遂に
脇
(
わき
)
へ皆取られ只一人も客はなし其上
去々年
(
をととし
)
の
山津浪
(
やまつなみ
)
荒
(
あれ
)
たる上に
荒果
(
あれはて
)
て
宿
(
やど
)
借
(
かる
)
人も猶猶なく親子の者の命の
綱
(
つな
)
絶果
(
たえはて
)
る身の是非もなく宿の
外
(
はづ
)
れに旅人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
山津浪(やまつなみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
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今村明恒
作者不詳
谷崎潤一郎