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片山津
ふりがな文庫
“片山津”の読み方と例文
読み方
割合
かたやまづ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたやまづ
(逆引き)
私の郷里は、
片山津
(
かたやまづ
)
という、
加賀
(
かが
)
の温泉地である。今は加賀市になって、国際観光ホテルもあり、近くに立派なゴルフ場もある。まるで昔日の面影はない。
私の生まれた家
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
片山津
(
かたやまづ
)
(加賀)の温泉宿、半月館
弓野屋
(
ゆんのや
)
の二階——だけれど、広い
階子段
(
はしごだん
)
が途中で一段大きく
蜿
(
うね
)
ってS形に昇るので三階ぐらいに高い——
取着
(
とッつき
)
の
扉
(
ドア
)
を開けて、一人旅の、三十ばかりの客が
鷭狩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
片山津
(
かたやまづ
)
に郵便局があるのに、何故ここまで投函にくるのであろうか、そんな軽い疑念に、たださえ遅い足のはこびが、一層緩くなったとき、「山代郵便局」と白ペンキで書き込んだ、ドアが内側から
仙人掌の花
(新字新仮名)
/
山本禾太郎
(著)
片山津(かたやまづ)の例文をもっと
(4作品)
見る
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
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