“片羽山”の読み方と例文
読み方割合
かたはやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白き鹿を見てこれを追ひこの谷に千晩こもりたれば山の名とす。その白鹿撃たれて逃げ、次の山まで行きて片肢折れたり。その山を今片羽山かたはやまといふ。さてまた前なる山へ来てつひに死したり。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)
白き鹿を見てこれを追いこの谷に千晩こもりたれば山の名とす。その白鹿撃たれて遁げ、次の山まで行きて片肢かたあし折れたり。その山を今片羽山かたはやまという。さてまた前なる山へきてついに死したり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)