“羽黒山”の読み方と例文
読み方割合
はぐろさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「中村、おまえは第三隊二百名をひきいて本隊とわかれ、月山がっさんから羽黒山はぐろさんを越えて酒井軍のうしろへふいうちをかけてくれ」
梟谷物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
わたくしどもはいったい出羽でわ羽黒山はぐろさんから出ました山伏やまぶしでございますが、このあいだ大和やまと大峰おおみねにおこもりをしまして、それからみやこへ出ようとする途中とちゅうみちまよって
大江山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
羽黒山はぐろさん千里丸せんりがんをいつも切らさずにこの印籠へ入れておくんです。
顎十郎捕物帳:18 永代経 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)