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『私の生まれた家』
ふりがな文庫
『
私の生まれた家
(
わたしのうまれたいえ
)
』
私の郷里は、片山津という、加賀の温泉地である。今は加賀市になって、国際観光ホテルもあり、近くに立派なゴルフ場もある。まるで昔日の面影はない。しかし私が生まれた頃は、北陸の片田舎の小さい部落であった。村ともいえないところで、本当の地名は、作見 …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「朗」1961(昭和36)年4月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
字
(
あざ
)
一間
(
いっけん
)
主家
(
おもや
)
畳敷
(
たたみじき
)
作見
(
さくみ
)
加賀
(
かが
)
叱
(
しか
)
坐
(
すわ
)
尺
(
しゃく
)
店舗
(
てんぽ
)
格子
(
こうし
)
砂走
(
すなわせ
)
硝子
(
ガラス
)
腰高
(
こしだか
)
茣蓙
(
ござ
)