“去々年”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おととし75.0%
をととし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去々年おととしの春も、この花の下に立った時にそう云う感慨に浸ったのであり、そのつど、もう今度こそはこの妹と行を共にする最後であると思ったのに、今年も亦
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
お通は清川何某なにがしとて、五百石を領せし旧藩士の娘なるが、幼にして父を失い、去々年おととしまた母を失い、全く孤独の身とはなり果てつ、知れる人の嫁入れ、婿れと要らざる世話を懊悩うるさく思いて
妖僧記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
うけたる者も今は見放みはな寄付よりつかず身近き親類なければ何語らんも病の親と私しと二人なれば今迄いままで御定宿の方々も遂にわきへ皆取られ只一人も客はなし其上去々年をととし山津浪やまつなみあれたる上に荒果あれはて宿やどかる人も猶猶なく親子の者の命のつな絶果たえはてる身の是非もなく宿のはづれに旅人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)