“おととし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一昨年96.8%
去々年3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晃 僕も一昨年おととし、その池を見ようと思って、ただ一人、この谷へ入ったために、こういう次第になったんだ。——ここに鐘がある——
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
加茂川の崖にって、庭の木の間から東山の隠見いんけんされる水西荘、一昨年おととしの冬至、二百三十金で買った、山陽が自慢の家だった。
梅颸の杖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
去々年おととしここの家へ引越したの。
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)