“おとどし”の漢字の書き方と例文
語句割合
一昨年100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お父さんの生きてるうちに天下晴れてと思てはったのに、到頭一昨年おとどしの暮に死んでしまいはって……。
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
「どうしたどころかい、近頃評判なもんだ。これで五丁町を踏鳴ふみならすんだぜ、お前も知ってるだろう、一昨年おとどし仁和加にわか狒々ひひ退治の武者修行をした大坂家の抱妓かかえな。」
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)