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仁和加
ふりがな文庫
“仁和加”の読み方と例文
読み方
割合
にわか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にわか
(逆引き)
「どうしたどころかい、近頃評判なもんだ。これで五丁町を
踏鳴
(
ふみなら
)
すんだぜ、お前も知ってるだろう、
一昨年
(
おとどし
)
の
仁和加
(
にわか
)
に
狒々
(
ひひ
)
退治の武者修行をした大坂家の
抱妓
(
かかえ
)
な。」
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
桜の仲之町の道中も、
仁和加
(
にわか
)
も見た。
金屏風
(
きんびょうぶ
)
を後にして、アカデミックな
椅子
(
いす
)
に、洋装の
花魁
(
おいらん
)
や、芝居で見るような
太夫
(
たゆう
)
は厚いふきを重ねて、椅子の上に座り前に立派な広帯を垂らしているのを見た。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
気候はとにかく、八畳の表座敷へ、人数が十人の上であるから、縁の障子は通し四枚とも宵の内から明放したが、夜桜、
仁和加
(
にわか
)
の時とは違う、分けて近頃のさびれ方。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
仁和加(にわか)の例文をもっと
(3作品)
見る
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
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