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をとゝし
ふりがな文庫
“をとゝし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一昨年
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一昨年
(逆引き)
‥‥
一昨年
(
をとゝし
)
の春は大音寺前に一文ぐわし賣りて親せき近よらず故舊音なふ物なく、來る客とては惡處のかすに舌づゝみ打つ人々成りし、およそ此世の下ざまとてかゝる如きは多からじ
「樋口一葉全集第二巻」後記
(旧字旧仮名)
/
久保田万太郎
(著)
父
(
ちゝ
)
の
一昨年
(
をとゝし
)
うせたる
時
(
とき
)
も、
母
(
はゝ
)
の
去年
(
きよねん
)
うせたる
時
(
とき
)
も、
心
(
こゝろ
)
からの
介抱
(
かいはう
)
に
夜
(
よる
)
も
帶
(
おび
)
を
解
(
と
)
き
給
(
たま
)
はず、
咳
(
せ
)
き
入
(
い
)
るとては
脊
(
せ
)
を
撫
(
な
)
で、
寢
(
ね
)
がへるとては
抱起
(
だきおこ
)
しつ、
三月
(
みつき
)
にあまる
看病
(
かんびやう
)
を
人手
(
ひとで
)
にかけじと
思召
(
おぼしめ
)
しの
嬉
(
うれ
)
しさ
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「ありましたとも、
一昨年
(
をとゝし
)
の秋、お春の姉のお
榮
(
えい
)
といふ娘が、何が氣に入らないか、お茶の水に飛込んで死にましたよ、その時お榮は十九、妹のお春より又一と際立まさつたきりやうで、母親のお米の歎きは大變でした」
銭形平次捕物控:266 処女神聖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
をとゝし(一昨年)の例文をもっと
(11作品)
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