“しゞ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
四時20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天離る 鄙に名かかす 越の中 国内ことごと 山はしも しゞにあれども 川はしも さはに逝けども 皇神の 主宰き坐す 新河の その立山に 云々。
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
水なるかな、ヨハネが生命いのちの川の水を夢み、熱砂に育ちしマホメツトの天国が四時しゞ清水流れ果樹実を結ぶ処なるも、うべなるかな。自然の乳房に不尽の乳を満たせし者に永遠とこしへ光栄ほまれあれよ。
本より末に至るに随ひ漸く其間しゞまり、竹の育ちすらりとして捩れも無く癖も無く、特に穂竿のかたからず弱からずしてしなやかに能く耐ふる力の八方に同じきなど
鼠頭魚釣り (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)