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巳刻
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よつどき
ふりがな文庫
“
巳刻
(
よつどき
)” の例文
「なにしろ、医者の診立てが早打肩。それに検死がすみましたもんですから、今朝の
巳刻
(
よつどき
)
(午前十時)家主とほかに二人ばかり引き添って焼場へ持って行ってしまいました」
顎十郎捕物帳:06 三人目
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
一
杉戸屋
(
すぎとや
)
富
(
とみ
)
右衞門儀六月廿六日
朝
(
あさ
)
卯刻
(
むつどき
)
幸手宿我が家出立致し下總葛飾郡藤田村名主儀左衞門方へ
泊
(
とま
)
り廿七日朝卯刻
過
(
すぎ
)
出立致し
下野
(
しもつけ
)
都賀郡
(
つがごほり
)
栃木
(
とちぎ
)
中町
(
なかまち
)
油屋徳右衞門方へ
泊
(
とま
)
り廿八日同所に
逗留
(
とうりう
)
廿九日
晝
(
ひる
)
巳刻
(
よつどき
)
過栃木中町を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
巳刻
(
よつどき
)
でもありましょうか」
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
御召捕
(
おめしとり
)
相成しは
斯樣々々
(
かやう/\
)
なり私し母并に下人共は村役人へ御預け
家内
(
かない
)
の番は村方
百姓等
(
ひやくしやうら
)
へ
仰付
(
おほせつけ
)
られ
諸色
(
しよしき
)
土藏
(
どざう
)
とも殘らず御役人樣
御封印
(
ごふういん
)
にて其後御引取の所
其節
(
そのせつ
)
明日
巳刻
(
よつどき
)
簑笠之助樣御役所へ相送り候樣仰せ渡され候て御役人樣御
立歸
(
たちかへ
)
り相成候然るに簑笠之助樣御役にては
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
巳
漢検準1級
部首:⼰
3画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“巳刻”で始まる語句
巳刻半
巳刻迄
巳刻過