“百姓等”の読み方と例文
読み方割合
ひやくしやうら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
被害者ひがいしや駐在所ちうざいしよけつけるに、はたけとほくにはなれ/″\にらばつて百姓等ひやくしやうらことごとれをつた。被害者ひがいしや途次みちみち大聲おほごゑして呶鳴どなつてつたからである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
御召捕おめしとり相成しは斯樣々々かやう/\なり私し母并に下人共は村役人へ御預け家内かないの番は村方百姓等ひやくしやうら仰付おほせつけられ諸色しよしき土藏どざうとも殘らず御役人樣御封印ごふういんにて其後御引取の所其節そのせつ明日巳刻よつどき簑笠之助樣御役所へ相送り候樣仰せ渡され候て御役人樣御立歸たちかへり相成候然るに簑笠之助樣御役にては
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さういふあひだ他人たにんはやしなたれねばたきゞられぬ貧乏びんばふ百姓等ひやくしやうらがこそ/\とれう木材もくざいいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)