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ひやくしやうら
ふりがな文庫
“ひやくしやうら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
百姓等
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百姓等
(逆引き)
被害者
(
ひがいしや
)
が
駐在所
(
ちうざいしよ
)
へ
驅
(
か
)
けつける
間
(
ま
)
に、
畑
(
はたけ
)
の
遠
(
とほ
)
くに
離
(
はな
)
れ/″\に
散
(
ち
)
らばつて
居
(
ゐ
)
る
百姓等
(
ひやくしやうら
)
は
悉
(
ことごと
)
く
其
(
そ
)
れを
知
(
し
)
つた。
被害者
(
ひがいしや
)
は
途次
(
みちみち
)
大聲
(
おほごゑ
)
を
出
(
だ
)
して
呶鳴
(
どな
)
つて
行
(
い
)
つたからである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
御召捕
(
おめしとり
)
相成しは
斯樣々々
(
かやう/\
)
なり私し母并に下人共は村役人へ御預け
家内
(
かない
)
の番は村方
百姓等
(
ひやくしやうら
)
へ
仰付
(
おほせつけ
)
られ
諸色
(
しよしき
)
土藏
(
どざう
)
とも殘らず御役人樣
御封印
(
ごふういん
)
にて其後御引取の所
其節
(
そのせつ
)
明日
巳刻
(
よつどき
)
簑笠之助樣御役所へ相送り候樣仰せ渡され候て御役人樣御
立歸
(
たちかへ
)
り相成候然るに簑笠之助樣御役にては
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さういふ
間
(
あひだ
)
に
他人
(
たにん
)
の
林
(
はやし
)
に
鉈
(
なた
)
を
入
(
い
)
れねば
薪
(
たきゞ
)
が
獲
(
え
)
られぬ
貧乏
(
びんばふ
)
な
百姓等
(
ひやくしやうら
)
がこそ/\と
寮
(
れう
)
の
木材
(
もくざい
)
を
引
(
ひ
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
薄
(
うす
)
い
蒲團
(
ふとん
)
にくるまつて
居
(
ゐ
)
る
百姓等
(
ひやくしやうら
)
の
肌膚
(
はだ
)
には
寒冷
(
かんれい
)
の
氣
(
き
)
がしみ/″\と
透
(
とほ
)
つて、
睡眠
(
ねむり
)
に
落
(
お
)
ちて
居
(
ゐ
)
ながら、
凡
(
すべ
)
てが
顎
(
あご
)
を
掩
(
おほ
)
ふまでは
無意識
(
むいしき
)
に
蒲團
(
ふとん
)
の
端
(
はし
)
を
引
(
ひ
)
いてもぢ/\と
動
(
うご
)
く
頃
(
ころ
)
であつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ひやくしやうら(百姓等)の例文をもっと
(2作品)
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