“五時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごじ50.0%
いつつのとき16.7%
いつとき16.7%
いつゝ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「えゝてよ」と柱時計はしらどけいると、もう四時よじちかくである。御米およねは「四時よじ五時ごじ六時ろくじ」と時間じかん勘定かんぢやうした。小六ころくだまつてあによめかほてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
『僧護経』にいわく竜もえらいが、生まるる、死ぬる、婬する、いかる、ねむる、五時いつつのときに必ず竜身を現じて隠す能わず。
いつどき、宙にられて、少年が木曾山中さんちゅうで鷲の爪を離れたのは同じ日のゆうべ。七つ時、あいだ五時いつとき十時間である。里数はほぼ四百里であると言ふ。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
長「へえ五時いつゝ前に癲癇てんかんが起りましたえ」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)