“四時頃”の読み方と例文
読み方割合
よじごろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐ翌日(よくじつ)であつた。が此(これ)は最(も)う些(ちつ)と時間(じかん)が遲(おそ)い。女中(ぢよちう)が晩(ばん)の買出(かひだ)しに出掛(でか)けたのだから四時頃(よじごろ)で——しかし眞夏(まなつ)の事(こと)ゆゑ、片蔭(かたかげ)が出來(でき)たばかり、日盛(ひざか)りと言(い)つても可(い)い。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
淺草邊(あさくさへん)へ病人(びやうにん)の見舞(みまひ)に、朝(あさ)のうち出(で)かけた家内(かない)が、四時頃(よじごろ)、うすぼんやりして、唯今(たゞいま)と歸(かへ)つた、見舞(みまひ)に持(も)つて出(で)た、病人(びやうにん)の好(す)きさうな重詰(ぢうづめ)ものと、いけ花(ばな)が、そのまゝすわつた前(まへ)かけの傍(そば)にある。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)