白山しらやま)” の例文
氏神うじがみである白山しらやま神社の境内には、「四海泰平」「徳光遍世」などと書かれた白いのぼりが、七月の風に、パタパタと鳴っている。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
今の人が聴けば興のめるような話だが、加賀の白山しらやまの山の神女体こうのりゅうぐうの宮、志賀の辛崎からさき明神と御かたらいあって、懐姙すでにその月に近く
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
こし白山しらやま立山たてやま
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
高塔山の麓、近くに白山しらやま神社のある高台に、鹿鳴館ろくめいかん張り、青ペンキ塗りのハイカラな木造洋館がある。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)