“辛崎”の読み方と例文
読み方割合
からさき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はた地理は知らでもよみうたにさはりなしといふは世の常なれど、たとへば或る名所集辛崎からさきの条下に、朝妻あさづま読合よみあわせとばかりかけるをみて
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
今の人が聴けば興のめるような話だが、加賀の白山しらやまの山の神女体こうのりゅうぐうの宮、志賀の辛崎からさき明神と御かたらいあって、懐姙すでにその月に近く
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ささなみの志賀しが辛崎からさきさきくあれど大宮人おほみやびとふねちかねつ 〔巻一・三〇〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)