“読合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よみあわせ75.0%
よみあわ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
およ二夜三日にやさんにちあいだに、エレキトルの処は申すに及ばず、図も写して読合よみあわせまで出来て仕舞しまって、紙数かみかずは凡そ百五、六十枚もあったと思う。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
はた地理は知らでもよみうたにさはりなしといふは世の常なれど、たとへば或る名所集辛崎からさきの条下に、朝妻あさづま読合よみあわせとばかりかけるをみて
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
ヒョッとわかっては大変だから、夜分私が来るから御苦労だが見て居て呉れよと頼んだら、藤野がよろしいと快く請合うけあって呉れて、ソレカラ私は其処そこの家に三晩か四晩読合よみあわせにいっ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
生れてから泥坊どろぼうをしたことはないが、泥坊の心配も大抵たいていこんなものであろうと推察しながら、とう/\写し終りて、図が二枚あるその図も写して仕舞しまって、サア出来上った。出来上ったが読合よみあわせに困る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)