読合よみあわ)” の例文
ヒョッとわかっては大変だから、夜分私が来るから御苦労だが見て居て呉れよと頼んだら、藤野がよろしいと快く請合うけあって呉れて、ソレカラ私は其処そこの家に三晩か四晩読合よみあわせにいっ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
生れてから泥坊どろぼうをしたことはないが、泥坊の心配も大抵たいていこんなものであろうと推察しながら、とう/\写し終りて、図が二枚あるその図も写して仕舞しまって、サア出来上った。出来上ったが読合よみあわせに困る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)