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辛崎
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からさき
ふりがな文庫
“
辛崎
(
からさき
)” の例文
はた地理は知らでもよみうたにさはりなしといふは世の常なれど、たとへば或る名所集
辛崎
(
からさき
)
の条下に、
朝妻
(
あさづま
)
読合
(
よみあわせ
)
とばかりかけるをみて
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
今の人が聴けば興の
覚
(
さ
)
めるような話だが、加賀の
白山
(
しらやま
)
の山の神女体こうのりゅうぐうの宮、志賀の
辛崎
(
からさき
)
明神と御かたらいあって、懐姙すでにその月に近く
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ささなみの
志賀
(
しが
)
の
辛崎
(
からさき
)
幸
(
さき
)
くあれど
大宮人
(
おほみやびと
)
の
船
(
ふね
)
待
(
ま
)
ちかねつ 〔巻一・三〇〕 柿本人麿
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
志賀の
辛崎
(
からさき
)
明神を志賀寺の上人すなわち八十三歳で貴女に恋慕したという珍しい老僧の
後日譚
(
ごじつだん
)
にしてしまった。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
辛
常用漢字
中学
部首:⾟
7画
崎
常用漢字
小4
部首:⼭
11画
“辛崎”で始まる語句
辛崎図書之助