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鰹木
ふりがな文庫
“鰹木”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かつおぎ
80.0%
かつをぎ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつおぎ
(逆引き)
すぐその御手洗の
傍
(
そば
)
に、
三抱
(
みかかえ
)
ほどなる
大榎
(
おおえのき
)
の枝が茂って、
檜皮葺
(
ひわだぶき
)
の屋根を、
森々
(
しんしん
)
と暗いまで緑に包んだ、棟の
鰹木
(
かつおぎ
)
を見れば、
紛
(
まが
)
うべくもない
女神
(
じょしん
)
である。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鰹木
(
かつおぎ
)
の立っている
檜皮葺
(
ひわだぶき
)
の一宇が見える。八幡神社の古い拝殿だった。それと背中合せに南面して、かなり広い地域にわたって諸所に陣幕が張り
繞
(
めぐ
)
らされている。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鰹木(かつおぎ)の例文をもっと
(4作品)
見る
かつをぎ
(逆引き)
南洋の家屋に日本の神社の
氷木
(
ひぎ
)
や
鰹木
(
かつをぎ
)
と同一の物を附し、水害を避ける
為
(
た
)
めに床下を高くしたのなどを初め、祭具、武噐
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
鰹木(かつをぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鰹木(千木・鰹木)”の解説
千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)は、神社建築に見られる、建造物の屋根に設けられた部材である。
(出典:Wikipedia)
鰹
漢検準1級
部首:⿂
22画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“鰹木”の関連語
千木
“鰹”で始まる語句
鰹節
鰹
鰹船
鰹節屋
鰹舟
鰹々
鰹魚
鰹節小刀
鰹口
鰹魚縞
“鰹木”のふりがなが多い著者
与謝野寛
吉川英治
久生十蘭
与謝野晶子
泉鏡花