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鰹木
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かつおぎ
ふりがな文庫
“
鰹木
(
かつおぎ
)” の例文
すぐその御手洗の
傍
(
そば
)
に、
三抱
(
みかかえ
)
ほどなる
大榎
(
おおえのき
)
の枝が茂って、
檜皮葺
(
ひわだぶき
)
の屋根を、
森々
(
しんしん
)
と暗いまで緑に包んだ、棟の
鰹木
(
かつおぎ
)
を見れば、
紛
(
まが
)
うべくもない
女神
(
じょしん
)
である。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鰹木
(
かつおぎ
)
の立っている
檜皮葺
(
ひわだぶき
)
の一宇が見える。八幡神社の古い拝殿だった。それと背中合せに南面して、かなり広い地域にわたって諸所に陣幕が張り
繞
(
めぐ
)
らされている。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
屋の棟に
鰹木
(
かつおぎ
)
でも載っているよう。
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
鬱蒼とした青葉の中に、神社の屋根の
鰹木
(
かつおぎ
)
が見える。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“鰹木(千木・鰹木)”の解説
千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)は、神社建築に見られる、建造物の屋根に設けられた部材である。
(出典:Wikipedia)
鰹
漢検準1級
部首:⿂
22画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“鰹”で始まる語句
鰹節
鰹
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