“かつお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
68.7%
松魚23.9%
堅魚3.0%
鰹魚3.0%
勝郎1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お肴はなんにいたします。かつお眼張めばり、白すに里芋、豆腐に生揚、蛸ぶつに鰊。……かじきの土手もございます」
「誰がお前に取れと言った。鮪やかつおを切りつけているお前に、血染めの庖丁を持たせたって面白くも何ともあるものか」
松魚かつおの荷に作ってあるかも知れませんが、あの乾物屋さんに宛てた送り状なら税関でも大ビラでしょう。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
蓼酢たです松魚かつおだ、身が買えなけりゃ塩でんで蓼だけかじれ、と悪い虫めら。
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
御馳走ごちそうは、あたたかきやはらかき飯、堅魚かつお刺肉さしみ、薩摩芋の味噌汁の三種なり。
明治卅三年十月十五日記事 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
堅魚かつおノサシミ。
呉秀三先生 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
また宮城県の漁師の話だというのは、金華山きんかざんの沖でとれる鰹魚かつおは、必ず左の眼が小さいか、潰れている。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
○塩辛は鰹魚かつおはらわたなり。ソーダ鰹より製したるは色黒し。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
此の画を見るたびに、彼はおけいさんと其恋人葛城かつらぎ勝郎かつおおもい出さぬことは無い。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)