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『鮨』
ふりがな文庫
『
鮨
(
すし
)
』
東京の下町と山の手の境い目といったような、ひどく坂や崖の多い街がある。 表通りの繁華から折れ曲って来たものには、別天地の感じを与える。 つまり表通りや新道路の繁華な刺戟に疲れた人々が、時々、刺戟を外ずして気分を転換する為めに紛れ込むようなち …
著者
岡本かの子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸」1939(昭和14)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約45分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
一片
(
ひとき
)
外
(
は
)
緊
(
きつ
)
甲虫
(
スカラップ
)
羞
(
はじ
)
黝
(
あおぐろ
)
弾
(
はず
)
捩
(
よじ
)
浸々
(
ひたひた
)
籠
(
かご
)
偏
(
かたよ
)
具
(
ぐ
)
叩頭
(
じぎ
)
尖
(
さき
)
就
(
つい
)
巧
(
たくみ
)
懇
(
ねんごろ
)
揶揄
(
からか
)
揺
(
ゆす
)
擦
(
こす
)
旧
(
ふる
)
暈
(
ぼか
)
肉
(
じし
)
赫
(
あか
)
銜
(
ふく
)
閃
(
ひら
)
食
(
は
)
馴染
(
なじ
)
一寸
(
ちょっと
)
中落
(
なかおち
)
乍
(
なが
)
仄
(
ほの
)
他所
(
よそ
)
伜
(
せがれ
)
佇
(
たたず
)
何処
(
どこ
)
俎板
(
まないた
)
儲
(
もう
)
其処
(
そこ
)
内儀
(
かみ
)
冴
(
さ
)
刺戟
(
しげき
)
剥
(
は
)
却
(
かえ
)
叢
(
くさむら
)
叮嚀
(
ていねい
)
呑
(
の
)
咀嚼
(
そしゃく
)
咳
(
せき
)
咽喉
(
のど
)
啄
(
ついば
)
啼
(
な
)
噎
(
む
)
嚥
(
の
)
埃
(
ほこり
)
埃及
(
エジプト
)
塀
(
へい
)
塊団
(
かたまり
)
媚
(
こ
)
寡黙
(
かもく
)
対手
(
あいて
)
尖
(
とが
)
尾鰭
(
おひれ
)
崖
(
がけ
)
嵌
(
は
)
布巾
(
ふきん
)
引緊
(
ひきしま
)
強
(
し
)
性質
(
たち
)
折角
(
せっかく
)
拵
(
こしら
)
捥
(
も
)
掠
(
かす
)
掴
(
つか
)
揃
(
そろ
)
揚句
(
あげく
)
撒
(
ま
)
撫
(
な
)
撮
(
つま
)
擾
(
みだ
)
敵
(
かたき
)
旨
(
うま
)
暫
(
しばら
)
朽
(
く
)
杭根
(
くいね
)
棕梠
(
しゅろ
)
棲
(
す
)
椎
(
しい
)
橘
(
たちばな
)
此頃
(
このごろ
)
河鹿
(
かじか
)
海苔
(
のり
)
湊
(
みなと
)
漲
(
みなぎ
)
潰
(
つぶ
)
炒
(
い
)
烏
(
からす
)
烏賊
(
いか
)
無暗
(
むやみ
)
焦立
(
いらだ
)