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杼
ふりがな文庫
“杼”の読み方と例文
読み方
割合
ひ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひ
(逆引き)
與吉
(
よきち
)
は
獨
(
ひと
)
り
死
(
し
)
んだお
品
(
しな
)
の
側
(
そば
)
に
熟睡
(
じゆくすゐ
)
して
居
(
ゐ
)
た。
卯平
(
うへい
)
は
取
(
と
)
り
取
(
あへ
)
ずお
品
(
しな
)
の
手
(
て
)
を
胸
(
むね
)
で
合
(
あは
)
せてやつた。さうして
機
(
はた
)
の
道具
(
だうぐ
)
の
一
(
ひと
)
つである
杼
(
ひ
)
を
蒲團
(
ふとん
)
へ
乘
(
の
)
せた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼は流れの中に既に我を喉まで引入れ、今己が
後
(
うしろ
)
より我を曳きつゝ、
杼
(
ひ
)
のごとく輕く水の上を歩めるなりき 九四—九六
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
きさらぎや多摩の
山方
(
やまかた
)
、まだ寒き
障子
(
あかりど
)
の内、人影の、手に織る機の、ていほろよ
筬
(
をさ
)
うつらしき。立ちどまり、うつらに聴けばからりこよ、
杼
(
ひ
)
の鳴るらしき。
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
杼(ひ)の例文をもっと
(13作品)
見る
“杼(シャトル(織物))”の解説
シャトル(シャットル、shuttle)あるいは杼(ひ)とは、織物を織るときに、経糸(たていと)の間に緯糸(よこいと・ぬきいと)を通すのに使われる道具である。梭(おさ)とも。
(出典:Wikipedia)
杼
漢検1級
部首:⽊
8画
“杼”の関連語
梭
“杼”を含む語句
機杼
繩伊呂杼
一杼
伊杼美
伊耶古杼母
屋杼礼里之
意富富杼
意富本杼
枕宿杼
機杼伊
泥杼
袁本杼
袁杼
袁杼比賣
袁杼理
須賣伊呂杼
“杼”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
根岸正吉
アリギエリ・ダンテ
細井和喜蔵
与謝野寛
南方熊楠
北原白秋
長塚節
北村透谷
与謝野晶子