“小栗風葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おぐりふうよう75.0%
をぐりふうえふ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐藤紅緑こうろく氏の「侠艶録きょうえんろく」の力枝りきえという女役者は、舞台で気の狂った紀久八がモデルであった。小栗風葉おぐりふうようだったかのに、「鬘下地かつらしたじ」というのがある。
市川九女八 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
小栗風葉おぐりふうようにもたった一遍、中央公論社がまだ本郷西片町ほんごうにしかたまちの麻田氏の家の二階にあった時分、滝田樗陰たきたちょいんに引き合わされてほんの二、三十分談話を交した。
文壇昔ばなし (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
これ廿にぢう四年の六月が初刊しよかんであつたが、例の九号にもおよばずしてまためてしまつたのです、小栗風葉をぐりふうえふの会員のうちから出たので、たくに来たのは泉鏡花いづみきやうくわさきですが
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)