“萬人”のいろいろな読み方と例文
新字:万人
読み方割合
まんにん50.0%
よろづのひと25.0%
ばんにん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「チッバルトはなしゃれた、そしてロミオは……追放つゐはう!」……「追放つゐはう」……その追放つゐはう」といふ一言ひとことがチッバルトを一萬人まんにんころしてのけた。
浪打際なみうちぎは——日は時として長くはやく進みて後、かの浪のかなたにて萬人よろづのひとの目にかくる——よりいと遠くはあらぬあたりに 四九—五一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
さすれば無用むようつひえせつせむ、なんぢ一人いちにん奉公ほうこうにて萬人ばんにんのためになりたるは、おほ得難えがた忠義ちうぎぞかし、つみなんぢはづかしめつ、さぞ心外しんぐわいおもひつらむが、見棄みすてずば堪忍かんにんして、また此後このごたのむぞよ
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)