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見棄
ふりがな文庫
“見棄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みす
84.0%
みすて
16.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みす
(逆引き)
それから数分後に、私はその
巨
(
おお
)
きな岩を
目
(
ま
)
のあたりに見ることのできる、例の
見棄
(
みす
)
てられたヴィラの庭のなかに自分自身を
見出
(
みいだ
)
した。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
しかし私はそう
容易
(
たやす
)
く彼を
見棄
(
みす
)
てるほどに、兄さんを軽んじてはいませんでした。私はとうとう兄さんを底まで押しつめました。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
見棄(みす)の例文をもっと
(21作品)
見る
みすて
(逆引き)
其時余は始めて離別した第一の細君を後から
懐
(
なつ
)
かしく思う如く、
一旦
(
いったん
)
見棄
(
みすて
)
たペリカンに未練の残っている事を発見したのである。
余と万年筆
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あの華やかな「東京」を
見棄
(
みすて
)
てこんなネオンライト一つない町に、進んで来たわけではなかったが、医者に相当ひどい神経衰弱だ、といわれたのを
機会
(
しお
)
に、失恋の東京から
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
見棄(みすて)の例文をもっと
(4作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
棄
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
検索の候補
御見棄
“見棄”のふりがなが多い著者
加藤道夫
ヴィクトル・ユゴー
泉鏡太郎
木下尚江
二葉亭四迷
蘭郁二郎
柳田国男
林不忘
柳宗悦
泉鏡花