“萬人(ばんにん)” の例文
新字:万人
さすれば無用(むよう)の費(つひえ)を節(せつ)せむ、汝(なんぢ)一人(いちにん)の奉公(ほうこう)にて萬人(ばんにん)のためになりたるは、多(おほ)く得難(えがた)き忠義(ちうぎ)ぞかし、罪(つみ)無(な)き汝(なんぢ)を辱(はづか)しめつ、嘸(さぞ)心外(しんぐわい)に思(おも)ひつらむが、予(よ)を見棄(みす)てずば堪忍(かんにん)して、また此後(このご)を頼(たの)むぞよ
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)