殷々闐々ごろごろ)” の例文
いちみやの渡を渡って分倍河原に来た頃は、空は真黒になって、北の方で殷々闐々ごろごろ雷が攻太鼓をうち出した。農家はせっせとほし麦を取り入れて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)