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轟々
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ごろごろ
ふりがな文庫
“
轟々
(
ごろごろ
)” の例文
彼処
(
かしこ
)
に置捨てた屋台車が、
主
(
ぬし
)
を追うて自ら
軋
(
きし
)
るかと、
響
(
ひびき
)
が地を
畝
(
うね
)
って、
轟々
(
ごろごろ
)
と
雷
(
らい
)
の音。絵の藤も風に
颯
(
さっ
)
と黒い。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
分
(
ぶ
)
たちまち欠け始めた、日の二時頃、何の
落人
(
おちゅうど
)
か
慌
(
あわただ
)
しき車の音。一町ばかりを絶えず続いて、
轟々
(
ごろごろ
)
と田舎道を、清水港の方から久能山の
方
(
かた
)
へ走らして通る、数八台。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
轟
漢検準1級
部首:⾞
21画
々
3画
“轟”で始まる語句
轟
轟然
轟音
轟沈
轟又八
轟大尉
轟天雷
轟雷雄
轟動
轟家