“てないしょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
手内職100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母親ははおやは、手内職てないしょくをしたり、よそへやとわれていったりして親子おやこらしていた。おれは、小学校しょうがっこうをおえると、まち乾物屋かんぶつや奉公ほうこうされた。
さか立ち小僧さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
小田おだのおとうさんは、もうんでしまって、ありませんでした。ひとりおかあさんが、手内職てないしょくをして、母子おやこは、その、そのまずしい生活せいかつをつづけていました。
笑わなかった少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あるまんは、した学校がっこう復習ふくしゅうをしていました。はは眼鏡めがねをかけて、手内職てないしょくはりをつづけていました。まどそとでは、雨気うきをふくんだかぜが、はげしくいています。
万の死 (新字新仮名) / 小川未明(著)