“内手”の読み方と例文
読み方割合
うちで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熊は内手うちでが利かないから、胸ぐらに飛び込み、そこに顏を當ててゐたら、決して傷を受けないと、兼て或アイノから聽かされてゐたのを思ひ出し、渠は夢中でその胸ぐらにつかみ附いた。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)