内手うちで)” の例文
熊は内手うちでが利かないから、胸ぐらに飛び込み、そこに顏を當ててゐたら、決して傷を受けないと、兼て或アイノから聽かされてゐたのを思ひ出し、渠は夢中でその胸ぐらにつかみ附いた。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)