“封筒”の読み方と例文
読み方割合
ふうとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せがれは、旅(たび)へ奉公(ほうこう)にやられて、女房(にょうぼう)は、主人(しゅじん)の留守(るす)も家(うち)でいろいろな仕事(しごと)をしたり、手内職(てないしょく)に封筒(ふうとう)を貼(は)ったりしていたのでした。
お化けとまちがえた話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして桃(もも)いろの封筒(ふうとう)へ入れて、岩手郡(ぐん)西根山(にしねやま)、山男殿(どの)と上書きをして、三銭(せん)の切手をはって、スポンと郵便函(ゆうびんばこ)へ投(な)げ込(こ)みました。
紫紺染について (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
合宿前の日当りの好(よ)い芝生(しばふ)に、皆(みんな)は、円く坐って、黒井さんが読みあげる、封筒(ふうとう)の宛名(あてな)に「ホラ、彼女(かのじょ)からだ」とか一々、騒ぎたてていました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)