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火熨斗
ふりがな文庫
“火熨斗”の読み方と例文
読み方
割合
ひのし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひのし
(逆引き)
千登世は仕上の縫物に
火熨斗
(
ひのし
)
をかける手を休めて、目顏を嶮しくして圭一郎を
詰
(
なじ
)
つたが、直ぐ心細さうに
萎
(
しを
)
れた語氣で言葉を繼いだ。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
どうやら底にまだ
雨気
(
あまき
)
がありそうで、悪く蒸す……
生干
(
なまび
)
の足袋に
火熨斗
(
ひのし
)
を当てて
穿
(
は
)
くようで、不気味に暑い中に
冷
(
ひや
)
りとする。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
左の端には
火熨斗
(
ひのし
)
ぐらいの大きさの鐘がやはり枠の中に釣るしてあった。そのほかには
琴
(
こと
)
が二面あった。
琵琶
(
びわ
)
も二面あった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
火熨斗(ひのし)の例文をもっと
(16作品)
見る
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
熨
漢検1級
部首:⽕
15画
斗
常用漢字
中学
部首:⽃
4画
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