“熨斗餅”の読み方と例文
読み方割合
のしもち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
店には仕事が散(ちら)かり放題に散かっていた。熨斗餅(のしもち)が隅(すみ)の方におかれたり、牛蒡締(ごぼうじめ)や輪飾が束(つか)ねられてあったりした。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
故に今では丸餅(まるもち)や熨斗餅(のしもち)などの、至って単純な物しかできなくなったのである。是が生粉であるならばゆっくりといかなる形の物をでもつくね上げ得たのは当然である。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「もう大抵判っているんだから、きょうはこのくらいにしておこう。おめえも数(かぞ)え日(び)にここでいつまでも納涼(すず)んでもいられめえ。家へ帰って嬶(かかあ)が熨斗餅(のしもち)を切る手伝いでもしてやれ」
半七捕物帳:17 三河万歳 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)