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熨斗幕
ふりがな文庫
“熨斗幕”の読み方と例文
読み方
割合
のしまく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のしまく
(逆引き)
熨斗幕
(
のしまく
)
のかげを立ち去ったかと思われた男は、あれからまだ、小屋のなかをしきりと探り歩いていたものらしく、こんどは
楽屋口
(
がくやぐち
)
の
蓆
(
むしろ
)
を払って
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
馬春堂も伊兵衛もそう合点したものですから、目をそらしていると、いつのまにか
熨斗幕
(
のしまく
)
のかげにたたずんだ者は、そこを立ち去ってしまいました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二人がひょいと
振顧
(
ふりかえ
)
ってみると、
熨斗幕
(
のしまく
)
の裾に、
草鞋
(
わらじ
)
をはいた白の
脚絆
(
きゃはん
)
と、白木の杖の端が見える。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
熨斗幕(のしまく)の例文をもっと
(1作品)
見る
熨
漢検1級
部首:⽕
15画
斗
常用漢字
中学
部首:⽃
4画
幕
常用漢字
小6
部首:⼱
13画
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