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繁吹
ふりがな文庫
“繁吹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しぶき
80.0%
しぶ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しぶき
(逆引き)
調べたら、窓の隙間から吹き込んでくる
繁吹
(
しぶき
)
のためにやられたらしい。さう言へば、その辺一帯の畳まで矢張りジットリ湿つぽいのだ。
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
開戸から慶造が躍出したのを、拓は縁に出て送ったが、
繁吹
(
しぶき
)
を浴びて身を
退
(
ひ
)
いて座に戻った、
渠
(
かれ
)
は茫然として手を
束
(
つか
)
ぬるのみ。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
繁吹(しぶき)の例文をもっと
(8作品)
見る
しぶ
(逆引き)
さつと音もなく
繁吹
(
しぶ
)
きが來て顏をぬらした。あ、雨か、と今はじめて氣づいた。うつすらと向うから白みかけて來る空のなかに細い雨脚がみだれてゐる。
第一義の道
(旧字旧仮名)
/
島木健作
(著)
私は、硝子窓を細く細くあけ、口をあけて
繁吹
(
しぶ
)
きと一緒に
涼氣
(
りやうき
)
を吸ひ込んだ。十分にといひたいが、長くはあけてゐられないのは次の間に病む人がゐる。
夏の夜
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
繁吹(しぶ)の例文をもっと
(2作品)
見る
繁
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
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繁
繁昌
繁々
繁茂
繁華
繁盛
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繁文縟礼
繁花
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