“繁多”の読み方と例文
読み方割合
はんた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近頃になって御用繁多はんたなので、八五郎に旨を含めて、百人町の百兵衛と力をあわせ、他所よそながら長者丸一角をにらませて置いたのでした。
腹の減るまでうか/\として居るとは愚をきわめた事じゃねえか、それに商業繁多はんたでお前と長く話をしている事は出来ない、帰って下さい
それから三日ばかりは御用繁多はんたで、林之助は屋敷を出られなかった。九月にはいって晴れた空がつづいた。
両国の秋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)