“繁花”の読み方と例文
読み方割合
はんくわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女はさら也、男も十人に七人はこれ也。しかれどもすめみやことて、繁花はんくわの江戸に奉公する事としありてのち雪国の故郷ふるさとかへる者、これも又十人にして七人也。
ち九四に同じといふ附會説こじつけせつありまだ午後の三時に及ばず今三里行けば木曾中第一の繁昌地福嶋ふくしまなり其所そこまで飛ばせよといふ議もいでしが拙者左りの足があやしければイヤサ繁花はんくわの所より此の山間の宿やどに雨を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
その元日も此雪国の元日もおなじ元日なれども、大都会たいとくわい繁花はんくわ辺鄙へんひの雪中と光景ありさまかはりたる事雲泥うんでいのちがひなり。