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繁花
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はんくわ
ふりがな文庫
“
繁花
(
はんくわ
)” の例文
女はさら也、男も十人に七人は
是
(
これ
)
也。しかれども
住
(
すめ
)
ば
都
(
みやこ
)
とて、
繁花
(
はんくわ
)
の江戸に奉公する事
年
(
とし
)
ありて
後
(
のち
)
雪国の
故郷
(
ふるさと
)
に
皈
(
かへ
)
る者、これも又十人にして七人也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ち九四に同じといふ
附會説
(
こじつけせつ
)
ありまだ午後の三時に及ばず今三里行けば木曾中第一の繁昌地
福嶋
(
ふくしま
)
なり
其所
(
そこ
)
まで飛ばせよといふ議も
出
(
いで
)
しが拙者左りの足が
危
(
あや
)
しければイヤサ
繁花
(
はんくわ
)
の所より此の山間の
宿
(
やど
)
に雨を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
其
(
その
)
元日も此雪国の元日も
同
(
おなじ
)
元日なれども、
大都会
(
たいとくわい
)
の
繁花
(
はんくわ
)
と
辺鄙
(
へんひ
)
の雪中と
光景
(
ありさま
)
の
替
(
かは
)
りたる事
雲泥
(
うんでい
)
のちがひなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
出
(
いで
)
て未だ鳥の謠ひ奏づる
外
(
ほか
)
人間の音樂は聞ずさすがに此は遊浴
繁花
(
はんくわ
)
の地とて優しくも聞くものかな且つ
其調
(
そのしらべ
)
も拙なからず
微
(
かす
)
めて唄ふに聲はさだかならねど人抦もさぞと慕はしきにいざや
此
(
こゝ
)
へ呼びて一曲を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
其
(
その
)
元日も此雪国の元日も
同
(
おなじ
)
元日なれども、
大都会
(
たいとくわい
)
の
繁花
(
はんくわ
)
と
辺鄙
(
へんひ
)
の雪中と
光景
(
ありさま
)
の
替
(
かは
)
りたる事
雲泥
(
うんでい
)
のちがひなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
する物と見えたり成程
此宿
(
このしゆく
)
は
繁花
(
はんくわ
)
にて家數も多く作りて立派なり晝前なるに料理屋に
三味線
(
さみせん
)
の音ありさだめて木曾の歌の古雅なるならんと立寄れば意氣がりて
爪彈
(
つめびき
)
で春雨いらぬ事ながら何やら憎く思はれぬ道中筋の繁花な所といふと得て生意氣な風が吹て
可厭
(
いや
)
な臭がしたがる者なり賢くも
昨夜
(
ゆふべ
)
の宿を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
遠
(
とほ
)
く来りたるものは宿をもとむるもあれば、
家毎
(
いへごと
)
に人つどひ、
香具師
(
かうぐし
)
の
看物
(
みせもの
)
薬売
(
くすりうり
)
の
弁舌
(
べんぜつ
)
、人の足をとゞめて
錐
(
きり
)
を
立
(
たつ
)
べき所もあらぬやう也。此初市の日は
繁花
(
はんくわ
)
の地の
喿饒
(
にぎはひ
)
にもをさ/\
劣
(
おとら
)
ず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
是
繁花
(
はんくわ
)
をしらざる
幽僻
(
いうへき
)
の地なるゆゑなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“繁花”の解説
『繁花』(はんか、ファンホア、en: Blossoms Shanghai)は、2023年12月から2024年1月に放映された中国のテレビドラマ。全30話。監督は王家衛が務め、胡歌、馬伊琍、唐嫣、辛芷蕾らが出演する。原作は金宇澄の同名小説『繁花』。1990年代の上海が舞台となっている。日本未公開。
(出典:Wikipedia)
繁
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“繁”で始まる語句
繁
繁昌
繁々
繁茂
繁華
繁盛
繁殖
繁吹
繁文縟礼
繁多