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弁舌
ふりがな文庫
“弁舌”のいろいろな読み方と例文
旧字:
辯舌
読み方
割合
べんぜつ
85.7%
くち
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べんぜつ
(逆引き)
さてまたかの美しき
看護婦
(
かんごふ
)
ドルス
嬢
(
じょう
)
にいたしましても、ここに
権力
(
けんりょく
)
の
残酷
(
ざんこく
)
なる
命令
(
めいれい
)
を実行いたしましたあかつきには、いかにしてあの
巧妙
(
こうみょう
)
なる
弁舌
(
べんぜつ
)
をもって
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
よどみのない使いの
弁舌
(
べんぜつ
)
に、
梅雪入道
(
ばいせつにゅうどう
)
も
疑
(
うたが
)
いをといたとみえ、すぐ家臣に三箱の黄金をになわせ、じぶんも
頭巾
(
ずきん
)
に
面
(
おもて
)
をかくして
騎馬立
(
きばだ
)
ちとなり、
剛者
(
つわもの
)
十数人を引きつれて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
弁舌(べんぜつ)の例文をもっと
(6作品)
見る
くち
(逆引き)
茶呑咄
(
ちゃのみばな
)
しに残したる。炭売
多助
(
たすけ
)
が一代記を。
拙作
(
せっさく
)
ながら
枝炭
(
えだずみ
)
の。枝葉を
添
(
そえ
)
て
脱稿
(
やきあげ
)
しも、
原来
(
もとより
)
落語なるを
以
(
もっ
)
て。小説
稗史
(
はいし
)
に
比較
(
くらべ
)
なば。
所謂
(
いわゆる
)
雪と炭俵。
弁舌
(
くち
)
は飾れど実の薄かるも。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
弁舌(くち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“弁舌”の意味
《名詞》
弁舌(べんぜつ)
物を言うこと。また、その言い方。論じること。論じ方。
(出典:Wiktionary)
弁
常用漢字
小5
部首:⼶
5画
舌
常用漢字
小6
部首:⾆
6画
“弁舌”の関連語
雄弁術
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弁舌明晰
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佞弁口舌
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