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繁吹
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しぶ
ふりがな文庫
“
繁吹
(
しぶ
)” の例文
さつと音もなく
繁吹
(
しぶ
)
きが來て顏をぬらした。あ、雨か、と今はじめて氣づいた。うつすらと向うから白みかけて來る空のなかに細い雨脚がみだれてゐる。
第一義の道
(旧字旧仮名)
/
島木健作
(著)
私は、硝子窓を細く細くあけ、口をあけて
繁吹
(
しぶ
)
きと一緒に
涼氣
(
りやうき
)
を吸ひ込んだ。十分にといひたいが、長くはあけてゐられないのは次の間に病む人がゐる。
夏の夜
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
繁
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“繁”で始まる語句
繁
繁昌
繁々
繁茂
繁華
繁盛
繁殖
繁文縟礼
繁花
繁多