“きえつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
喜悦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう聴いた青年の面に、ある喜悦(きえつ)の表情が、浮んでいるのが、美奈子は気が付かずにはいられなかった。その表情が、美奈子の心を、むごたらしく傷けてしまった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
私は「夫」を心から嫌っているには違いないが、でもこの男が私のためにこんなにも夢中になっているのを知ると、彼を気が狂うほど喜悦(きえつ)させてやることにも興味が持てた。
鍵 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
今(いま)から三四時間(じかん)の後(のち)には、目的(もくてき)のコロンボ市(し)の附近(ふきん)に降下(かうか)して、櫻木大佐(さくらぎたいさ)より委任(いにん)されたる、此度(このたび)の大役(たいやく)をも首尾(しゆび)よく果(はた)す事(こと)が出來(でき)るであらうと、互(たがひ)に喜悦(きえつ)の眉(まゆ)を展(ひら)く時(とき)しも