“よろこぶ”の漢字の書き方と例文
語句割合
喜悦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忘れぬ心にて生涯しやうがいかしらに頂かんと思ふが故に賣殘しぬ然るを先日おとして後を種々いろ/\さがし求めて居しなり偖々嬉しき事哉と幾度となく押戴おしいたゞ喜悦よろこぶさま
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ながし先頃大岡殿の申されしに父富右衞門は蘇生そせいせまじきものにもあらずとは此事なりと喜悦よろこぶこと限り無く只々たゞ/\ひとへにめい御奉行大岡樣の御仁慈じんじなりと奉行所の方に向ひ伏拜ふしをがみ/\感涙かんるゐとゞめあへざりしも道理だうりなりさてこゝに亦穀屋平兵衞のせがれ平吉は段々だん/\吟味ぎんみの末杉戸屋富右衞門は全く無實むじつの罪なること明白にあらはれ其節の盜賊たうぞく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)